最近増えているサウナハットをかぶる人。
多くの施設でサウナハットをかぶっている人を見かけるようになりましたが、サウナハットを禁止している背説もあることをご存じでしょうか。
この記事では
- サウナハットの使用が禁止されている理由
- 禁止施設の禁止理由
- サウナハットのマナーについて
紹介しています。
そもそもなんでサウナで帽子をかぶるの?という疑問を持つ人もいますね。サウナハットをかぶる理由とその効果を知りたい人は別の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
関連記事>>サウナハットをかぶり理由とその効果について
サウナハット禁止の理由は?
サウナハットの素材のウール(フェルト)が浴室内に落ちてしまい悪影響を及ぼすため。
浴室内に悪影響ということで具体的に考えられるのは、
- 水風呂にサウナハットのウールが入ってしまい衛生的に問題がある。
- サウナハットの繊維が排水溝に詰まってしまう。
- 浴室内のいたるところに繊維が落ちてしまう。
以上が主な理由です。
有名施設の禁止理由
サウナハットが禁止になっているサウナ施設で有名なのはサウナ愛好家の聖地、しきじ(静岡県静岡市駿河区)です。
しきじがサウナハットを禁止している理由は水質のクオリティーの担保とのことです。
いつもしきじをご利用下さりありがとうございます😊
— Mikie Sasano (@MikieSasano) July 1, 2020
誠に勝手ながら当館は施設のサイズ・お水のクオリティを担保する上でサウナハットは禁止とさせて頂きます💦
【フェルト素材が色々と天然水とある為に】
しきじタオルを頭に巻いて入るなどしてご理解いただけますようよろしくお願いします。 pic.twitter.com/aksGwf1SMB
要は水風呂いサウナハットの毛が入ってしまうことを避けるためだと考えられます。
しきじは水質の良さがウリのひとつでもありますので、施設にとっては死活問題ですよね。
もう一ケ所は沖縄の瀬永長島にある「龍神の湯」がサウナハットを禁止にしています。
今日はサウナ総選挙33位の琉球温泉 龍神の湯に行ってきました。驚いたのはサウナハット禁止な所…😢サ室は88°ぐらいなんで下茹で必要。水風呂は17°ぐらいかな。前半3セットは整わなくて、急遽温泉浸かって下茹でしてから入ると整えた。塩サウナや最後17:00のアウフグース受けて計8セットでした☺️ pic.twitter.com/e5zLiMUWHF
— みるすとーん (@Mill_Stone01) November 12, 2021
龍神の湯では、排水溝がウールで詰まってしまうというのが理由だそうです。
排水溝が詰まると流れた水があふれててくるので衛生的に問題がありますね。
衛生的な理由から施設側でサウナハットを禁止にしているようです。
こういったこと以外に考えられるのはサウナハット利用者のマナーになるかと思います。
利用者のマナーの問題
日本の公衆浴場では原則、浴槽にはタオルも入れないということになっています。
通常のタオルならば頭にのせる程度は多めに見られていることはありますが、これがサウナハットとなると話は違ってきそうですね。
私は見たことありませんが、サウナハットをかぶったまま水風呂に入ったり、場所を問わずサウナハットを洗ったりする人がいれば不快に思われることになります。
こういったことを懸念、もしくはクレームがあってサウナハット禁止にしている施設もあるかもしれませんね。
そもそもウールの場合は素材がタオルと違い繊維が落ちやすいという点がありますし、まだまだ認知度が浅いサウナハットとなれば余計に目立ちますし理解されにくい状況です。
現状のサウナハットの認知度を考えるとマナーという点においては、より気を使う必要はあるんじゃないかと思います。
守るべきサウナハットのマナーを考える
サウナ愛好家でこれからサウナハットを利用する人は増えてくると思います。
快適にサウナを利用できるという効果があるなら使わない手はないです。
ただ、これから一層、サウナハットが浸透してきたときに使用禁止の施設が増えるようではもったいないです。
そのために使用者のマナーについても考えなければなりませんね。
【小見出し】サウナハット使用のマナー
サウナハットを使用するにあたり、守るべきことをまとめてみました。
- 水風呂や浴槽内にサウナハットをかぶったまま入らない。
- 浴室内や洗い場でサウナハットを洗わない。
- 脱いだサウナハットはサウナハット用のフックに引っ掛けるか、浴室内の荷物棚に置き浴槽の淵などに置かない。
主にこれらのことを守れば問題ないと思います。
また、サウナハットを濡らしてかぶるという人もいますが、その場合は繊維が落ちにくいサウナハットを使用するなどの配慮が必要ではないかと思います。
ウール地やタオル地は繊維が落ちやすいので、デニム生地のサウナハットを購入して使うなどするのが良いでしょう。
どんな素材のサウナハットでもしっかりと手入れをし使用することも大切ですね。
トラブルは避ける
日本の銭湯文化の歴史は最近始まったものではありません。
古くから銭湯に通う人がいて、施設のルールを守りながら利用し続けている人が多いです。
その中で最近のサウナブームによりサウナを利用する人が増え、さらには帽子をかぶる人が現れ始めた。
この光景を理解できない一定の人がいるはずです。
サウナハットはコミュニケーションを取りやすいアイテムと言われることもありますが、否定的な人もいるわけです。
もし、マナーを守ってサウナハットを使用していても注意してくる人はいるかもしれません。
そういう時は張り合わず、控えめにするのが良いと思っています。「禁止されていないんだからいいでしょ」ではなく周りの気持ちに配慮してかぶるのをあきらめることも大切です。
そのあと、施設に相談確認をしましょう。
新しいものが入ってくるときどんな世界でも同じで最初は受け入れてもらえないことが多いです。
そういうことも理解しつつ、今トレンドのサウナを楽しむのも大切だと思います。
さらに、サウナを快適に真剣に楽しむ人が増えることを願って、サウナブームの比較的初期段階にいる我々は新旧のルールーの交差をうまく乗り越えて行きたいものです。
まとめ
サウナ施設でサウナハットを禁止している理由を紹介しました。
禁止の理由は
- 衛生面
- 使用者のマナー
ということでした。
サウナハット使用者のマナーが悪いかは定かではありませんが、そういったこともあると思っています。
サウナブーム以降にできたサウナ施設ではサウナハットの利用を認めているところが多いと思いますが、町の銭湯になると認めてもいないし禁止してもいないというのが現状のような気がします。
基本、施設のルールさえ守れていれば良いということだと思います。
これからサウナハット人口が増えてくるとマナー違反する人も必ず出てきますね。
そのためにも使用者はより一層マナーを守った利用を心がけるのが大事かなと思います。