サウナで腕時計をしているのはマナー違反なのかな?
と、ふと思ったのでサウナ、銭湯利用者さんたちの意見をまとめて考察してみました。
サウナ施設での腕時計に関する考え方が今後変わってくる可能性が分かってきました。
この記事ではサウナでの腕時計の使用はマナー違反になるかについてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
サウナで腕時計をするのはマナー違反?みんなの意見は?
サウナでの腕時計の装着に関して結論から言うと明確にマナー違反とは言えません。
問題ないと考える人と問題ありと考える人がいます。
現在、すべてのサウナ施設で腕時計着用が禁止されているわけではないため、全国的な共通認識としてマナー違反とはなっていません。
では、サウナに腕時計を持っていって良いのかとアドバイスを求められたら、個人的な意見になりますが、
・できれば浴室内には持ち込まない。
・使用したいのであれば浴槽には持ち込まずサウナ室内だけの使用にするのが良い
・時計の種類によっては持ち込みを控える
という考えに至りました。
今回はサウナでの腕時計の話になるのですが、もし浴槽の中に腕時計をしたまま入るというと少し違ってくると思うんですよね。
その辺も含めて個人の見解も含めてみなさんの意見をご紹介したいと思います。
ちなみに私はサウナで腕時計は必要としないタイプなのですが、腕時計のマナーについて調べていて、行き着いた結論が、現状使用はサウナ室だけに留めたほうが良いという事になります。
浴室内で腕時計をしている人を否定するものではありません。
サウナでの腕時計使用みんなの意見は?
サウナでの腕時計着用について、独自に30人の方にアンケートをお願いしたところ、
マナー違反だと思わない・・・・・22人
マナー違反だと思う・・・・・8人
という結果となりました。
サウナ室で時計を着けていることで他人に迷惑がかかることではないと考えている人が多いようです。
不衛生と考える人が圧倒的に多いと想定していたのですが、高温の室内で時計が熱くなり火傷をするという事故を防ぎたいという意見が見られました。
アンケートにご協力いただいた人数は少ないですが、十分な結果が見えたと思います。
まだまだ、マナー違反ととらえる人は少ないが実は危険を及ぼす可能性も潜んでいるという事ですよね。
腕時計を禁止している施設もある
サウナを擁する温浴施設で腕時計着用を禁止している施設があります。
私の知るところでは東京都のスパ・ラクーアが禁止されています。
実際にスパ・ラクーアさんに問い合わせをして禁止の理由を確認しました。
- 衛生面による理由
- カメラ内臓のスマートウォッチでの盗撮等の防犯防止のため
- サウナ室内での破損、高温による火傷等の事故防止のため
以上のような回答がありました。
スパ・ラクーアはサウナ室だけではなく、浴室内に「お風呂に関係ないものを持ち込まないでください」と注意喚起しているそうです。サウナ室も浴室内にあるためサウナでも腕時計は禁止となります。
ちなみにお風呂に関係ないもので、持ち込みされたケースとして漫画や書籍などがあるそうです。これらも持ち込み禁止となっています。
サウナハットは関係あるものですので禁止されていません。
アンケートの回答では得られませんでしたが、カメラ機能付きのスマートウォッチがトラブルの原因になるというのは気づきませんでした。
カメラ付き腕時計となると完全にマナー違反になりますよね。
スパ・ラクーアではカメラ付き腕時計と腕時計を厳密にチェックすることが困難なため全面的に腕時計禁止としたそうです。
サウナで腕時計をしてはいるのはなぜ?
サウナで時計をしている人の理由をまとめます。
- 盗難防止
- 時計を常に着用していて外出時に外す習慣がない(または面倒くさい)
- 目が悪くサウナ室の時計が見えない
- スマートウォッチを利用し身体の状態を把握しながらサウナを楽しんでいる上級者
主に上記のような理由が多いです。
一番多いのが盗難防止。盗難防止のため浴室内に腕時計を持っていきたいが故障しないか?と時計のプロに質問する人が多いそうです。
時計を外す習慣がない人は特に気にせず入浴してしまう人もいます。
サウナ利用時にしっかり時間を計る人で目が悪い人は腕時計が必要という人もいますね。サウナ室の時計が見えないそうです。
スマートウォッチを使用し脈拍などを把握しながらベストの状態でサウナを楽しんでいる人もいます。
ここまでくると上級者のサウナーかと思いますが、最近のサウナブームでそういった人も増えています。
ただし、スパ・ラクーアのようにカメラ付き腕時計を使用する人が増えてくると腕時計自体の持ち込み禁止になる可能性は高いですよね。
本人はカメラの使用をしていなくても気にする人が見たら不安に思うはずです。これが施設へのクレームになった場合、間違いなくトラブル防止のため禁止になるでしょう。
施設内に設置されている時計を利用してください。なんてことになりそうです。
スマートウォッチの使用に関してはマナー違反と捉えて使っている人はすぐに使用をやめておいたほうが良さそうです。
あらぬ疑いを掛けられても良い気がしませんからね。
サウナでの使用は気にならないが、入浴の場合は事情が違う
アンケートを実施した際に入浴時の腕時計着用に関する意見もうかがっています。
腕時計をして入浴をするのはマナー違反かという事に関して
マナー違反ではないと思う・・・・・16人
マナー違反だと思う・・・・・14人
意見が二つに割れました。
もっと大きな規模でアンケートを取れば割合は変わるかもしれませんが。。
この結果からサウナでは気にならないが入浴時はやめてほしいという人がかなりいることが分かります。
今回のアンケートは一般の方の考えを伺ったので、この結果でマナー違反なのかそうでないのかを決めるものではありませんが、半々の結果があるという事は配慮が必要になってくるという事です。
回答いただいた方の意見を紹介します。
サウナで時計を着用していてもそれほど不快に感じないかもしれません。しかし浴槽に腕時計をして入るのは不衛生と考えるのは私も少し理解できる気がします。
ただ、マナー違反だと思わないという意見の中にロッカーの鍵やリストバンドをして浴槽に入っているのだから同じというコメントもあります。
なるほど。確かにそうか。。
リストバンドも清潔とは限りませんもんね。
浴槽に腕時計を入れないでほしいという人がいるので、配慮という事で考えるとサウナ利用時は常識の範囲で使用して、水風呂やお風呂に入る際は時計を外すという事も必要かもしれませんね。
ただ、腕時計ってそんなに頻繁に外すものではないですし、外した時計の置き場や盗難のことを考えるとなかなか難しいですよね。
マナー違反かどうかという事とは別にサウナで腕時計をしないほうが良いという話もあります。
サウナで腕時計をしないほうが良い理由
サウナで腕時計の使用をおすすめしない理由は故障のリスクがあるからです。
サウナ室は高温多湿の場所でその後の水風呂では急激に温度が下がります。そういった過酷な環境に腕時計が耐えられる保証はありません。
実際は腕時計をしてサウナに入ってすぐに故障したという話はあまり聞かず、意外と使えるという意見が多いのですが、時計メーカーとしてはサウナのような環境での腕時計の使用は推奨していません。
たとえG-SHOCKのようなタフな時計でもです。
なので万が一のことを考え、大切な時計をサウナのような環境に持ち込まないことがベストです。使用する場合は完全に自己責任になります。
また、ちがう角度から言うと万が一サウナ室や浴室内でガラス部分が割れてしまって誰かをけがをさせてしまったり、火傷をさせてしまった場合、禁止されていないとはいえ、浴室内に割れる恐れのあるものを持ち込んだ人に責任があると判断されることはあるでしょう。
もし、あなたが被害者になったら当然、時計の持ち主に非があると考えるでしょう。
頻繁にあることではないと思いますが、そういうことも考えると時計の持ち込みは常識的ではないと考える人もいるのは理解しておくべきです。
サウナで腕時計をしている人が悪いと言っているわけではありません。いろんな意見を持ている人がいるという事です。
サウナで使用するおすすめの腕時計は?
浴室内に腕時計を持ち込むことを不快に思う人がいると説明しましたが、カメラ付きの腕時計を除いて、マナー違反であるとは言いきれない状況です。
衛生的にも配慮して使用するならばトラブルや不快に思われることは減ると思います。
それでもサウナを利用する際に腕時計は使いたいという人もいるでしょう。しかし高価な時計であれば故障のリスクも心配です。
そこでサウナで時計を利用している人にサウナ用の時計として人気なのが、チープカシオです。
安価なCASIO製の時計です。
価格も1000円くらいから3000円くらいで購入できます。これなら万が一故障しても痛くない金額ですよね。
安い時計なのですが、利用者からは意外と壊れず使えているという意見が多いです。
もしサウナで時計を利用するならチープカシオにしておけば後悔することはないでしょう!
まとめ
サウナでの腕時計の使用マナーについてみなさんの声とともにお伝えしました。
サウナで時間を計る分にはほかの人に迷惑が掛かることではないので問題ないとする意見が多いのが現状です。
完全なマナー違反であるとは言い切れない状況ですが、マナー違反だと思っている方もいるという事が分かりました。
その理由として危険性と衛生面の問題が挙げられます。
また、カメラ付きの腕時計もあることから種類によっては完全にマナー違反となってしまうケースもあります。
人それぞれの考え方や行動によって今後マナー違反として認識される可能性もあります。
現時点ではまだ正式に禁止している施設はそれほど多くないので、常識の範囲で柔軟に対応していくのが良いですね。