サウナで帽子はなぜかぶる?サウナハットには大きな効果があった!

サウナで帽子はなぜかぶる?サウナハットには大きな効果があった! サウナのあれこれ

最近、サウナに行くと帽子がぶってる人を見かけるようになりましたね。

なぜ、サウナで帽子をなぜぶっているんだろうと疑問に思いませんか?

あの帽子はサウナハットといいます。

この記事ではサウナで帽子をかぶる理由とその効果。そしてサウナハットをかぶるメリットを解説しています。

最近のサウナブームで様々なサウナハットが売られています。

サウナハットの種類や購入方法も紹介します。

サウナで帽子をかぶる理由を解説

なじみのない人には違和感を感じるサウナハットですが、帽子をかぶる理由はしっかりとあるんですよ。

サウナの本場フィンランドではサウナハットをかぶるのは常識となっています。

サウナハットをかぶる理由と効果を紹介します。

①のぼせ防止のため

第一の理由はサウナに入ってのぼせないように帽子をかぶります。

通常、熱気は上の方に登ります。

サウナ室も同様に上の段の席の方が熱くなっています。

サウナでは頭は高い位置になりますので頭が熱くなりやすくなります。

頭が熱くなり過ぎることが良くないことは想像できるかと思います。

頭を熱くしすぎることは健康上良くないため、サウナ利用時もサウナハットをかぶっているのです。

最近はロウリュサービスなどもあり、サウナ室内がかなりの高温になります。

特にロウリュの時にサウナハットが効果を発揮します。

また、今まで高温を我慢しながら入っていたならば、サウナハットをかぶることによって負担を軽減できるので、サウナが楽になると思います。

実際、サウナで体調を崩されたり、最悪の事態もおこっていますのでサウナハットまたは頭を保護することはバカにできないですね。

②髪の毛を乾燥から守るため

2番目の理由は熱から髪の毛を守るためです。

サウナ室は高温で乾燥している状態です。

サウナハットをかぶらずにサウナに入ると、髪の毛の水分がなくなり髪の毛がパサパサしてしまいます。

これは良くない状態ですね。

サウナハットをかぶることによって熱から髪の毛を守り傷みにくくする効果があります。

サウナハットのメリット

サウナハットのメリットしては効果でもあるように、

  • のぼせ防止
  • 髪の毛の保護

になります。

他には帽子を目深にかぶり周りの景色を遮断して精神的に落ち着かせることもできます。

テントサウナではロウリュも行われますので、アウトドアサウナの時には大活躍します。

もう一つはファッションとしての役割です。ファッションは恋本は自己満足だと思いますが、楽しむ行為でありますし、それによってサウナが好きになるという効果もあります。

サウナハットのデメリットは?

サウナハットはウール素材のものが多いのですが、ウールは水に弱く。サウナの後にはしっかり洗濯をしたいところですが、型崩れをしやすいのがデメリットです。

ウール用の洗濯をしなければならないため面倒という点が挙げられます。

タオルはサウナハットの代用になる?

わざわざ、サウナハットを使わなくてもタオルで代用できないかと考える方もいるでしょう。

しかし、タオルを頭に巻いてもサウナハットのような効果は期待できません。

理由は素材になりますが、断熱性が全然違います。

サウナハットは通常、断熱性の高いウールのものかサウナハットように作られたリネン素材のものなどです。

それに比べるとタオルは断熱性という部分ではかなり劣ることはわかりますね。

サウナハットは断熱性が命ということなんですね。

それでもないよりましと考えるのはアリかもしれませんね。

日本の公衆浴場でサウナハットは必要なのか?

結論から言うと日本の公衆浴場でもサウナハットをかぶることは有効です。

サウナで帽子?と疑問に思った方はスーパー銭湯や街の銭湯で帽子をかぶっている人を見かけたことがきっかけだと思うんですよね。

紹介した通りサウナハットにはちゃんとした理由と効果がある事はお判りいただけたかと思いますが、日本の公衆浴場で本当にサウナハットが必要なのかと思う方もいるのでは。

ただのファッションでかぶってるだけだろ!風呂は何も身に着けないのが正装だ!なんて思っている方もわずかにいる気がするんですね。

ちょっと受け入れ難いという人もいるのではないでしょうか。

いままでかぶっていなかったのに急にどうした?と。。

単に今まで日本のサウナでは帽子をかぶる習慣がなかっただけなんですよね。

サウナ室は高温で乾燥しているわけですし、実際に事故も起きています。効果を知ればあったほうが良いというのはわかるはずです。

サウナの本場フィンランドではサウナハットをかぶるのが常識です。

確かにフィンランドのサウナはロウリュやアウフグースなどがあり、より高温になるため日本の一般的なサウナより必要度は高いということはあります。

しかし、日本もサウナブームでロウリュなど高温のサウナも増えてますので積極的に使ったほうが良いし広まっていってほしいなと思います。

日本ではこれまでサウナハットを使うという習慣がなくまだまだ新しいものなので、いろんな意見が生まれるというのも事実です。

特にマナーの問題ですよね。使う側がマナーを守って公衆浴場を利用すればサウナハットを使う人も増えてくると思いますね。

サウナハットのマナー

サウナハット使用のマナーってなんでしょう。

最近着用する人が増えたサウナハットは迷惑という点では大きな問題にはなっていませんが、今後着用する人が増えた場合トラブルが増える可能性も考えられますよね。

極力迷惑をかけずにするために考えられることは

  • 手入れをしておく。臭いや繊維のほつれなどの防止。
  • サウナ室以外では着用しない。

最近のサウナではサウナ室の前にサウナハットを引っ掛けるフックが用意されているところがありますので、そのような場所で保管するようにして迷惑のかからない使い方を心がけたいですね。

サウナハットを引っ掛ける場所がない場所のほうが多いので、そのような施設ではサウナハットをどこか適当な場所に置くのではなく、荷物置場に置くか専用の袋などを用意して保管するのも良いかもしれませんね。

現時点で私ははサウナハットを使ている人でマナーが悪い人は見たことありませんし、不愉快な思いをしたこともありませんが、サウナ人口が増えれば必ずマナーの悪い人は現れるものです。

最近では少しづつサウナハットが禁止になっている施設も出てきていると聞いています。

サウナハットが禁止されている施設があるということでサウナハット禁止の理由について別の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

関連記事:サウナハットが禁止されている理由を解説!

サウナハットの使い方

これからはサウナハットを使ってみようと思うのであれば私は個人的に賛成です!

サウナハットはサウナに入る際にただかぶるだけなのですが、人によっていろいろ考えてかぶられているので紹介します。

①耳までかぶるようにすっぽりとかぶる

サウナに入ると頭が熱くなるのはもちろん耳も熱くなります。

ロウリュやアウフグースが行われるとほぼ耳が痛くなるくらいまで熱くなります。

そのために耳まで保護しておけば高温の痛さを和らげることができます。

②目までかくしてずっぽりかぶる

目が乾燥してしまうこともあります。目の乾燥を防ぐ為にもサウナハットは有効です。

また、サウナは誰かとおしゃべりをしながらワイワイするものではなく、一人の時間を軸り楽しめる場でもあります。

目をかくしてより深くサウナに集中することで精神的にもリラックスできるとかんげる人もいるようです。

サウナハットを使っている人はいるの?

サウナハットを使っている人ってそんなにいるのでしょうか。

私はいろいろな温浴施設をめぐっているのですが、かぶっている人が多めの施設があるんです。

それは、若者が多いサウナ施設です。

近年のサウナブームはアウトドアブームとも関連性が高くまたドラマや漫画でも取り上げられていることから若者層に人気となっているんですね。

なので必然的に若い年代が多いサウナ施設はサウナハット率は高いです。

それでも、まだごく一部ですけどね。

高齢者の方でサウナハットかぶっている方はまだ見かけたことがありません。

街の銭湯やスーパー銭湯ではかなり少ないです。

で、その若者が多いサウナとはということなんですが、ひとつはアウトドアイベントなどで行われるサウナイベント。

もう一つはネットや雑誌で調べなければ見つけることができないようなサウナ施設です。

私は東京在住なのですが先日、池袋にある「かるまる」というかなりスタイリッシュなカプセル&温浴施設に行ってきました。

この施設は池袋の中心部にあり、ビルに入居している施設です。

下の階には飲食店。

エレベーターを上がって行くのですが、何も知らずに歩いていたらなかなか気づけない場所です。

つまり、サウナ施設に興味がありネットや雑誌で調べる人でないとなかなか知ることができない施設なんです。

あまりネットを使われない高齢者層の方はなかなか集まらない施設なんです。

都市部ではそのような温浴施設に関してはサウナハット人口は多いと感じています。

恥ずかしいけど、使用してみたい気があるという人はTHE銭湯に行くのではなく、サウナ通が行くような施設を探してみるとよいと思います。

いろんなサウナハットが見られて楽しいかもしれません。

サウナハットってどんなもの?素材や種類は?

サウナハットで一番重要なのは断熱性です。そのためサウナハットの定番といえばウール100%のものが主流です。

さらには羊毛フェルトが一番良いとされていてサウナの本場の北欧でもウールのものが主流です。

サウナハットとしては一番効果がありよいのですが、洗濯が面倒というデメリットがありますね。型崩れに注意しながら手洗いをする必要があります。

最近ではウール以外にも軽いリネン対応のものも販売されています。

リネン(タオル地)のものは洗濯がしやすいというメリットがあります。ウールの場合は手洗いが必要ですが、タオル地であれば洗濯機にポイです。

形もスナフキンの帽子のようなタイプからキャップ型の物。

デザインも様々でおしゃれなものが多いです。

サウナハットはどこで買える?

最近ではスーパー銭湯などでも物販コーナーがあり、サウナハットが売られていますが、種類やデザインには限りがあります。

サウナハット購入でおすすめなのはAmazonですね。

豊富な種類を洋服を選ぶかのように楽しんで選ぶことができます。

または最近ではサウナ専門サイトやブランドがありますので、そちらのサイトから購入するのも良いですね。

サウナハットは手作りできる?

サウナハットは手作りもできます。

材料は100均の羊毛フェルトでも大丈夫です。

モノ作りが好きな方にはおすすめですが、購入してもそれほど高いものではありませんので、ハンドメイドやお金の節約にこだわりがなければ購入したほうが良いかなと思います。

なにしろ断熱性が命のサウナハット。

うまく作れるだろうかという心配も。。。

まとめ

サウナで帽子をかぶる理由について解説しました。

  • 熱から頭を守りのぼせるのを防ぐため。
  • 熱から髪の毛や頭皮を守るため。

以上の理由でサウナハットをかぶっています。

メリットはサウナハットをかぶることによって頭の熱さも緩和され、つらい思いをせずにサウナを楽しむことができます。

最近見かけるようになったサウナハットの疑問が解消されたら幸いです。

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