世田谷区の千歳船橋駅から徒歩15分。環状8号線沿いにあるTHE SPA成城の体験談です。
公式情報では分からなかった行ってみて知った情報もお伝えしています。
はじめて行かれる方や気になっている方の参考になる情報を紹介していますので参考にしてください。
THE SPA 成城の現地レポート 館内情報を徹底解説!
スパ成城は世田谷区の環八沿いにあり、1階が都内屈指の大型ユニクロが入っています。
1階がでっかいユニクロでインパクトが強く、スパ成城の入り口が分かりずらいです。
上の看板を目印に環八(環状8号線)から脇道に入ると、入口があります。
ここから入っていきましょう。
ユニクロの店内からもこの入り口には通じていますので、どこから入ってもたどり着けます。
入口を入って右手の自動ドアを抜けるとエレベーターホールがあります。
エレベーターで2階に上がるか、その奥の階段で上がります。
夕方は併設のスポーツクラブのキッズスクールがあるのでエレベーターは子供連れで混雑します。夕方は奥の階段使った方が早いです。
スポーツクラブの大人会員さんもエレベーター前に人集まるとすぐに階段利用に切り替える人多く、階段も利用者多いのでぶつからないよう気を付けてくださいね。
どういうわけかこの階段は右左を守って利用する人少ないのでよくぶつかりそうになります。
受付から入浴まで
◆下足箱に靴を預けます
靴箱を利用の際には100円硬貨が必要です!カギを開けると戻ってきます。
小銭の用意をしておいた方が良いですが、下足箱近くに両替機もあります。下足箱のカギは退館するまで自分で管理することになりますのでなくさないようにしましょう。
下足箱の横に券売機がありますが、この券売機は温泉施設利用者の券売機ではありませんので、使用しません。
施設にはセントラルスポーツクラブというジムが併設されており、ジム会員用の券売機です。銭湯利用の方は直接受付に行きましょう。
◆受付
受付で希望のコースを伝えその場で入館料の支払いとなり、リストバンドを受け取ります。タオルセット込み、または有料で付けた場合は受付で渡されます。
リストバンドは脱衣所のロッカーのカギになっていて、記載されている番号のロッカーを使用することになりますので、ロッカーが空いていないということはありません。
館内で購入するものや食事はリストバンド管理となり、退館時に支払いになります。特に利用しなければ支払いは受付の時だけになります。
脱衣所
リストバンドの鍵を使用してロッカーを利用します。
ロッカーの間隔は比較的余裕がありますので、窮屈な感じはありません。
それよりも激混みしている感じはありませんので着替えの際もストレスはありませんでした。
脱衣所からお風呂場への途中にタオルや荷物が置ける棚があります。
この温浴施設は併設のスポーツクラブの会員さんも利用されているので、個人の荷物を持っている方が多いんですよね。
そういったことで所々に荷物置き場があります。
浴室内にもありますので、シャンプーセットなど持ち込み際にも棚に置いておくことができます。
お風呂
お風呂の数は決して多くはありませんが、非常にちょうど良い規模で使いやすい浴室となっています。
内湯エリアは内風呂(黒湯)、ジェットバス、バイブラバス(女湯)、水風呂になっています。
東京都の温泉ではおなじみの黒湯がメインンのお風呂です。黒湯はぬめりがある褐色のお湯です。
スパ成城のお風呂は内湯に黒湯の大きな浴槽が浴槽があります。
お湯が黒湯のためか床が滑りやすいので注意して歩いて下さい。通路には滑り止めのマットが敷かれていますが、敷いていないところは滑りますので転ばないようにしてください。
洗い場は19か所あり十分な数なので混んでいて使えないということはあまりないです。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが備え付けとなります。
シャワーの圧は強めでマッサージ効果があるんではないかというほどです。
流水はワンプッシュで6秒ほどと短めですので、使用中何度か押す必要があります。
カランはワンプッシュ4秒ほど。こちらも短めですね。
他にシャワーのみが2基あります。
露天エリアはつぼ湯(天然温泉かけ流し)、露天風呂(黒湯)となります。
特に雰囲気のある岩風呂というわけではありませんが、広めで外気に触れながらゆっくり浸かることができます。
壺湯は2か所あり、こちらも黒湯になります。
白湯が少ないのですが、内湯のジェットバスが白湯になっています。
ほかにはリクライニングのデッキチェアが二つあり、サウナ後の外気浴に利用している人が多いです。
また、長椅子も大人一人が寝そべることができるほどのサイズがありそちらで外気浴している人もいます。ただし、腰掛用のベンチなので混雑仕手いるときは寝そべって占領しないようにしましょう。
サウナ
私は男なので黄土サウナしか利用できませんが、いわゆる一般的なタワー式の高温サウナです。
温度は90℃に設定されていました。上の方に座るほど温度が高いので熱いのが好きな人は上の方に場所を取りましょう。
サウナも自分の体調と相談しながら楽しむのが良いので、座る場所を変えるなどしてより良い温度の場所に座るとよいですね。
サウナ室は15人ほどが入れるスペースとなっていて、現在は感染症対策のため人数制限がされています。
サウナマットが無料で使えるのですが、マットが10枚しか置いてありません。マットの数で人数制限をしているようです。
サウナの入り口には眼鏡置きもあり、眼鏡を使用している人にはうれしい配慮です。
サウナメインの人にとってうれしいのが、施設が大きすぎないので、サウナ→水風呂→外気浴の場所の距離が近く、導線が良いです。
結構、ここ重要じゃないですか?
わしにはちょうど良いサイズの施設なんですよね。
岩盤浴
岩盤浴「STONE SPA」(女性専用)があります。有料で880円になります。
わたしは男性なので岩盤浴の詳細はお伝え出来ないのですが、岩盤浴を楽しみたい男性へ公式サイトには載っていないお得情報をお伝えします。
スパ成城には個室のお休み処が3か所あり、そのうちの一か所が「地然の部屋 Chinen」といい中低温のリラクゼーションルームになっています。
壁には天然岩塩が使用されており、疲労回復のお手伝いをしてくれるそうです。
この部屋がほとんど岩盤浴です。厳密には岩盤浴ではありませんが、ゆっくり寝ながら発汗できるという点では岩盤浴とほぼ同じです。
男性の方で岩盤浴を味わいたい方は地然の部屋で横になって発汗できますよ!
照明も少し落としてあります。画像はかなり暗いですが、実際はもう少し明るいです。
お食事
テーブル席と座敷のある食事処では、和・洋・中の多彩なメニューが揃っています。
ご飯ものや麺類のほか、一品料理やドリンクも豊富なので、お風呂上がりにゆっくり過ごすのにもぴったりです。
座敷は掘りごたつ式のテーブルになっています。
大きめのテーブルで空いているときにはパソコン作業なんかもしながら休憩できました。
混雑してたら食べ終わったら、お休み処に移動しましょう。
食事処にテレビがありますが、スペースが広いわりに画面は大きくなく、1台のみなので近くに座っている人しか観れません。
今回はサウナー上がりに人気のオロポとサラダをオーダーしました。
オロナミンCとポカリを混ぜたものですが、聞いただけでおいしそう。
味はオロナミンCのほうが勝っています。
スパ成城の料理の価格帯は下記のとおりです。メニューは豊富なので少し食べたい人や満腹になりたい人まで幅広く対応しています。
- おつまみ・・・300円~500円台
- 一品料理・・・500円台~1300円
- ご飯もの・・・300円台~1300円
- サラダ類・・・400円~900円
- ランチ(11時~15時)・・・1079円
- 麺類・・・600円~1300円
料理の味とクオリティーはごく普通です。
最近のスーパー銭湯は料理、食事処にも力を入れているところが多いですが、スパ成城の場合はよくも悪くも健康ランドにあるような昔ながらの食事処という印象です。
おしゃれで斜めから攻めてくるようなメニューはありません。
お休み処
スパ成城には3か所のお休み処があります。
◆ 海温の部屋 Kaiun(中低温のリラクゼーションルーム)
中低温の部屋ということですが、私が行った時にはやや暖かい部屋の温度でした。
これを中低温というのかしら。。。
もしかしたら現在は温度を変えているかもしれません。公式サイトによるとこの部屋でホットヨガなどを行うこともあるようです。その時には中低温なのかな。
この部屋は現在アウトドアーチックなコンセプトになっていてハンモックやテント、クッションが置いてあり、いま流行の感じになっています。
しかしながら部屋の名前は「海温」。
ちょっと迷走している?
公式サイトでは固い床の部屋になっていますが、現在は人工芝が敷かれています。
- ハンモック・・・2
- クッション・・・6
- テント・・・1
部屋の四隅にはコンセントがあります。
ここでだらだらしながらスマホいじったり昼寝したりできます。
◆地然の部屋 Chinen(中低温のリラクゼーションルーム)
こちらの部屋は岩盤浴の項目でも解説しましたが、無料のお休み処なのですがほぼ岩盤浴のような部屋です。
海温の部屋同様に中低温の部屋と記されていますが、明らかに温度が違います。
どちらが中低温なのかわかりません。。
見た目もかなりの岩盤浴風情です。
◆森香の部屋 Shinka
テレビ付きのリクライニングチェアや琉球畳のスペースのお休み処です。
この部屋には漫画コーナーもありますので漫画を読んだり、テレビを観たり一般的なスーパー銭湯のお休み処です。
電動リクライニングチェアは21席あります。
女性専用スペースもあります。
後方には有料のマッサージチェアもあります。
ここは子供連れやカップルの方が主に利用されているイメージです。
漫画も充実していますね。
リラクゼーション
リラクゼーションメニューが豊富ですね。
スパ成城のリラクゼーションは受けたことありませんが、マッサージルームは広々していて女性の施術師さんもいましたので、女性の方も安心ではないでしょうか。
その他の設備
主な設備を紹介しましたが、ほかにもスパ成城には設備がありますので紹介します。
◆ラウンジ
受付の横に広いラウンジがあります。こちらではWi-Fiの利用も可能です。
主にグループで来た方が待ち合わせするのに便利なスペースです。
◆お土産コーナー
物販もあるんですけど、特に成城のものが売っているわけでもなく、必要かな?という突っ込みを心なのかで入れております。
待ち合わせの際に暇つぶしに眺める程度で購入したことはありません。
◆足湯
立派な足湯があるのですが、利用している人を見かけたことがほとんどありません。
あまり使われていないのか、足を入れて良いのか分からないほど放置状態になっている気がします。
お湯もきれいなのか?これも黒湯なのか?
ただ、足湯があるというだけで使って良いのかちょっと迷います。
いろいろ案内や説明があればいいんですけどね。
◆喫煙所
足湯スペースの横に喫煙所がありますので、たばこを吸われる方は喫煙所を利用します。
◆ゲームコーナー
狭いスペースにガチャなどが並んでいます。
あまりスパ成城では小さい子供を見ないのですが、あるんですねー。
昔の温泉地のような雰囲気を醸し出しています。
そのほかにもスマホ充電器や水素水のサーバーなどあります。
飲み物の自販機もありますので、食堂以外でも飲み物は購入できます。
THE SPA成城の基本情報
THE SPA 成城では、東京の地下1200メートルから湧き出す天然温泉をかけ流しで贅沢に楽しむことができます。
お湯は地層に溶け込んだ太古の海藻や植物のミネラル分を豊富に含んだ黒湯が特徴で、弱アルカリ性のなめらかなお湯は高い保温効果があると言われているんです。
施設はコンパクトながら、温泉のほか女性専用岩盤浴や雰囲気の違う3種類のリラクゼーションルーム(無料)、メニュー豊富なリラクゼーションなどが楽しめます。
床暖房による中低温のラクゼーションルームは、湯冷めを防いで体の奥から温めてくれるため、冷え性の改善にも最適です!
男性には岩盤浴がありませんが、リラクゼーションルームの一つが岩盤浴のような部屋になっているので実質、岩盤浴を無料で楽しめます!
平日1時間のコースは1,000円以下と低価格で、お仕事終わりのリフレッシュなどにも気軽に利用できます。
最寄り駅 | 小田急線「千歳船橋駅」から徒歩15分/バス5分(「千歳台3丁目」下車すぐ) 京王線「千歳烏山駅」からバス15分(「千歳台2丁目」下車徒歩6分) 無料送迎バスは、以下の4駅から利用できます 小田急線「千歳船橋駅」「成城学園前駅」「祖師ヶ谷大蔵駅」、京王線「千歳烏山駅」 |
住所 | 〒157-0071 東京都世田谷区千歳台3‐20‐2 セントラルウェルネスタウン2階(1階『ユニクロ』) |
営業時間 | 10:00~22:30(最終チェックイン22:00) 朝風呂:7:00~10:00(土日祝のみ) |
定休日 | 年中無休 |
電話番号 | 03-5429-1526 |
駐車場 | 駐車場227台 ※ご入浴のお客様は2時間無料 ※レストラン、カフェのご利用2000円以上のお客様は2時間無料 ※リラクゼーション施設で60分以上の施術をご利用のお客様は2時間無料 |
THE SPA成城のレポートまとめ
世田谷区のスパ成城(THE SPA成城)の現地レポートと施設の利用方法を紹介しました。
個人的に突っ込みどころ満載のスーパー銭湯なのですが、ここのお風呂とサウナは規模的にちょうどよく、自称サウナーの私のホームグラウンドとして利用しています。
サウナ、→水風呂→外気浴。このスペースの距離が程よいんですね。
ワンセットをスムーズにやれる導線になっているんですよね。
そしてなにより場所が不便なのかとても空いています。
私の利用する時間のこともありますが、混雑をしているのをほとんど見たことがありません。
駅からはちょっと歩きますが穴場のスーパー銭湯です。
混雑嫌いな人にはおすすめです。